阿部寛「パンチパーマ」で舞台挨拶 「ちゃぶ台返しはまかせて」

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   4コマ漫画を原作とする異色のラブコメ映画「自虐の詩」が2007年10月27日、公開された。出演した阿部寛、中谷美紀、西田敏行らと堤幸彦監督の舞台挨拶が東京・渋谷の「シネクイント」で行われ、映画をPRした。

   「自虐の詩」は、元・ヤクザのイサオ(阿部)と内縁の妻・幸江(中谷)を巡るラブ・コメディ。貧しいながらも、二人の生活の中にある“ささやかな幸せ”を描いている。1985年~90年に「週刊宝石」に連載され、“日本一泣ける4コマ漫画”と絶賛された同名漫画を映画化した。

パンチパーマはアデランスの「かつら」

パンチパーマで登場した阿部寛と、それをやさしく撫でる中谷美紀
パンチパーマで登場した阿部寛をやさしく撫でる中谷美紀

   舞台挨拶の時間になると、中谷美紀、西田敏行らが続々と館内に登場した。だが、おかしい。「あれ?主演の阿部寛がいない!」。予定では、阿部寛は1番目に登場するはずだった。にもかかわらず、司会者は意に介さない様子で「濃いメンバーが揃いました」と紹介し、出演者らの挨拶を聞こうとしている。

   すると……すかさず西田敏行が独特の哀愁を含んだ声で訴えかけた。「ちょっと待って、ちょっと待って! このまま挨拶をはじめちゃっていいの?」。会場内もまさに「同感」というムードだ。主演が抜けてはなんとなくおさまりが悪い。西田も「そんなのおかしい」と言いながら、ちょっと気が引けて舞台裏に隠れているという阿部を呼びにいった。

   西田に手を引かれ、遅れて登場する阿部寛。なんと、映画の役そのままの“パンチパーマ”姿での登場だった。ドスが利いていて少し怖い。が、ふだんのアベちゃんとのギャップの大きさに会場も大喜びだ。

   この演出は、阿部自身のアイディアだったという。昨日の夜10時40分頃に突然思いついたそうで、「明日はかつらでいこう」と決意した。映画で使ったかつらの所在を聞いたところ、アデランスに保存してあることがわかり、急遽取り寄せたのだそうだ。

   司会者から「すっかりお似合いになりまして…。すでにご自身のヘアーですよね」と突っ込まれると、「歯を出して笑いたいんですが、(映画の)イメージがありますから・・・」。少し照れながらも、自身の“パンチパーマ”姿がかなり気に入っているようだった。

「ちゃぶ台返し」はプロ並みの腕前!?

(C)2007「自虐の詩」フィルムパートナーズ
(C)2007「自虐の詩」フィルムパートナーズ
阿部寛のちゃぶ台返しが見所

   劇中で阿部寛が演じるイサオは短気な性格で、不機嫌なことがあるとすぐに“ちゃぶ台”をひっくり返す。このシーンは映画の見所の一つで、ポスターにも使われている。

   ちゃぶ台返しについて、阿部は「原作に忠実にやりました」と低く渋い声で一言。初めてやることなのでどんな風になるのかわからなかったが、思い切ってやったところ結構うまくいったのだという。

   「不思議なことにほとんど一発OK! なので、ちゃぶ台返しには自信を持っている。そこは任せてほしい」と自信たっぷりに話した。そのイカつい容姿と裏腹に、熱心に“ちゃぶ台返し”を語る阿部の姿に、会場は大爆笑となった。

   阿部の“ちゃぶ台返し”には、豪快な金髪に髭をたくわえた堤監督も大絶賛。「阿部さんは、狙ったところに、狙ったようにモノを持っていってくれる。選手権大会に出たら優勝しますよ!」と大プッシュしていた。

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