生物が「生き残る条件」は強さか?それとも…
2007年11月05日09時00分

(c)NHK
爆笑問題が“知”の最先端を訪問する「爆笑問題のニッポンの教養」。爆笑問題の二人が大学教授とともに「生きることとは何か」について語り合う。今回二人は静岡大学へと向かった。永遠の昆虫少年のような“数理生態学者”吉村仁教授が待ち受けていた。
吉村は、謎の生物「素数ゼミ(=蝉)」の研究で世界に知られている。「素数ゼミ」は土の中で17年間(もしくは13年間)過ごした後に成虫となり、定期的に大発生を繰り返す。今年5月にもアメリカ・シカゴで、70億匹の「素数ゼミ」が大発生し話題になった。なぜ17年もの長い間を幼虫として過ごすのか?
吉村は、動物たちの「生き残り戦略」について研究し、地球生物の共存の鍵を探っている。「生物生き残りの条件」とは何か?