どこへ行った「国民の生活が第一」 民主党の存在意義は?

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   「わかりにくい」「理屈に合わない」「不可解としか言いようがない」。今日も与良正男・毎日新聞論説委員が活躍だ。数ヶ月前、朝ズバッ!に出始めたころは、その肩書きから連想されるように、新聞社説を滔々と読み上げる風だったのに、いまではだいぶんテレビ的に、手短な口語調になってきた。

小沢さんが残っても意味はない

   辞意を表明した民主党の小沢一郎代表を、党役員らが懸命に慰留している。年来の政治的信念や持論に合ったニンジンをぶら下げられて食い気を出し、党内で反対されると「不信任を受けた」。自分の理念はなにより正しく、大切だったのだ。

   それも、「インド洋や国際社会のためという話で、国民生活のためという考えが全然出ていない」(寺脇研・京都造形芸術大学教授)。ここに至っては、「国民の生活が第一」などという民主党のスローガンも、なんとも白々しく見える。その党首がいる以上は、「持論」を持ち出し「やっぱり『普通の国』が第一」とでも書き直すべきだろう。

   さらには「民主党は未熟で、次の総選挙も勝てるかわからない」と、第三者目線で酷評して見せた党首を周囲が慰留する図は誰が見たって、わかりにくい。

   「(党首に)残ってほしい理由はなんですか」と聞く司会のみのもんたに、「巷間言われてるように、小沢さんが手勢を引き連れて離党すると困るからでしょうね」と川戸恵子・TBSシニアコメンテーターが答えれば、「党首は離党できないですから」と与良も苦笑いで同調する。

   昨日は、静観気味だったみのも、今日は批判のトーンを強める。「大連立なんてのを、あうんの呼吸で考えてた人が残っても意味がないと思います」。民主党や選挙の意味すらも、よくわからなくなってきた今日この頃である。

文   ボンド柳生 | 似顔絵 池田マコト
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