環境基準の1000倍で大丈夫? どうなる築地移転

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   東京・築地市場の移転先に予定されている豊洲の土壌汚染を調べていた都の専門家会議がきのう(5日)、調査結果を発表した。なんと、「地下水のベンゼン濃度が環境基準の1000倍」だったという。

お台場に土地は余ってるよね

   「環境基準のレベルまで落とせるかというと、とてもとてもできない」(平田健正座長)というのだから、ただごとではない。

   豊洲移転に反対する「築地市場を考える会」は、「管理しなければならない土壌に何で市場を作るのか」「イヌもネコも住まない、鳥も寄りつかない豊洲に、無駄な金を使ってまで執着するのか」とはげしく糾弾する。

   専門家会議は、「地下水は環境基準の10倍以下にしておく」といったので、「10倍までは我慢しろ、仕方がないということか」と記者が突っ込んだ。平田座長は「管理ができるということで、仕方がないということではない」「市場の利用者には?」「ご理解を求めるということ」といったが、意味がよくわからない。

   この豊洲地区は元東京ガスの工場跡で、ベンゼンは都市ガスを製造する過程で出てくる発ガン性物質だ。が、環境省令では下水に流せる排水は環境基準の10倍以下となっており、同会議はこれを目安にしたのだという。

   都は2016年のオリンピック招致で、築地市場をメディアセンターに予定しており、12年までには移転を決めなければならない。

   今回の結果は、8月から行っていたそのための調査のまとめだったが、「地下に閉じこめられた状態なので人体に影響はない」「舗装したってすき間から吹き出す」という論争は収まりそうにない。同会議はそこで、来年春までにさらに4,100か所を調査することを決めた。

   小倉智昭は「石原知事も、ちょっと数字が高すぎるといったそうだが」という。

   笠井信輔は「そこで、土壌を入れ替え、地下水を排出して、環境基準の10倍にまで下げようということ」といったが、話は「10倍の意味」に戻った。

   竹田圭吾は「生鮮食品扱うんだから、通常の環境基準よりきびしくていいはず。それに、オリンピックが北京のすぐあとに東京にくるのかどうか。土地を有効に使いたいという都の思惑があるのでは?」という。

   小倉が「お台場に土地はいっぱい余ってるよね」

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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