いじめにアッパー、OLがフック! 「ボクシング」人生模様
2007年11月07日09時00分

(c)NHK
日本の“ある一つの現実”を伝えるドキュメント番組「にっぽんの現場」。今回は、練習生500人を抱える横浜のボクシングジムに密着した。
このジムでは、プロを目指す人はほんの一握りなのだという。多くの人は、日常や人生に対する閉塞感を“死に物狂いになれる場”で打開しようとボクシングに打ち込んでいる。サラリーマン、OL、教師、お年寄りと顔ぶれも実にさまざまだ。
いじめに遭い「強くなりたい」と訴える息子とともにボクシングを始めた父親が、今、ひとつの岐路に直面している。「自分の子育ては過干渉ではないのか?」と。そんな悩みや息子との練習を通じて、いつの間にか父親自身も成長してゆく。
さまざまな思いが交錯するボクシングジムという「現場」に4か月にわたり密着。自分自身との闘いであるボクシングを通して、自分を変えようとする人たちを見つめる。