2020年 9月 29日 (火)

「芸人占有率4割」の「お笑いテレビ局」ってどこ?

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エレキ君

週刊文春が10月18日号でやっていた「お笑い芸人テレビ占有率調査」が面白かった。番組改編期(9月18日~10月4日)の在京キー局などの番組(放送時間30分以上)で、お笑い芸人が出演した番組数をカウント。タイトルも「番組占有率4割を超える恥ずかしい民放はここだ 公共の電波とは笑わせる」と刺激的。

テレビ君

順位は1位が日本テレビの41%。以下、(2)TBS25%(3)フジテレビ21%(4)テレビ朝日19%(5)テレビ東京17%の順で、NHKは10%で最下位。

プレス君

この順位を見て驚いたのは、TBSがフジを押さえて2位になっていること。日テレのトップは予想されたことだが、TBSまで"芸人汚染"していたのは意外だった。亀田騒動を引き起こしたのもこれと無関係とはいえまい。

アドバ君

トップの日テレは全134番組のうち55番組に芸人が出演していた。9月30日の芸人出演番組の放送時間は10時間45分、この日の総番組25のうち13番組を占めた。「これではCSのお笑いチャンネル状態だ」と文春は皮肉っている。

エレキ君

「放送権1億円を払って7~8%の巨人戦をやるより、3時間長回しで撮って編集するだけのお笑いで15%取ったほうがいいという判断でしょう」とう芸能評論家のコメントも日テレにはキツーイ一発。

プレス君

TBSも批判ばかりでは可哀相なので、少しは誉めてやろう。このごろのテレビドラマは人気漫画や小説を『原作』とする作品が目立つが、TBSの10月の新ドラマは原作ものがなくなって『オリジナル』でラインナップした。

アドバ君

原作ものをやめてオリジナルで勝負するという姿勢は評価していい。夏のテレビドラマで視聴率を稼いだのはマンガ原作の作品だった。原作もの優先の風潮はテレビを堕落させる。オリジナルをつくる脚本家も演出家も育たない。「テレビドラマだってジャーナリズム」という気概を持って欲しい。

テレビ君

朝日新聞夕刊(9.12)でも取り上げていた。八木・TBSテレビ取締役の「最近の若手は本屋に行くことがドラマ作りだと勘違いしている」とのコメントが載っていた。TBSの大先輩である故久世光彦さんが知ったら卒倒するだろう。

プレス君

オリジナル重視というのは民放の経営サイドの要請でもある。映画化はじめDVD化、ネットでの活用など多メディア展開が出来る。放送外収入のアップにもつながる。しかし、このオリジナル路線が定着するかどうかはわからない。やっぱり視聴率次第らしい。こんなテレビに明日はあるのか。

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