ミシュランの東京三ツ星を超える料理とは?
ミシュラン――おいしいものに関心のない人でも知っている"飯屋の番付表"だ。「星がいくつ」などと味の評価によく使われている。
本家はフランスの「ミシュランガイド」がニホンに進出してきた。アジアでは初めての「2008 TOKYO」がいよいよ2007年11月19日、発表される。
スパモニは妙に張りきった。<ミシュラン東京版間もなく発売><業界騒然 星いくつ!?>と話題として取りあげながら、<独自調査 ミシュラン東京の掲載グルメ店はここだ!>までやってしまった。
なぜこんな騒ぎになるのか。料理評論家・山本益博はいう。
「天下の三つ星だと、世界中からお客さんがやって来る。人間国宝みたいなもんかな。いま、日本食が世界でスタンダードになっていて、これで真っ当に評価されたということですね」
番組では日本食の格付けがアップした例をフリップで見せた。
「ミシュラン2008 ニューヨーク」に掲載されたレストラン565店のランキングは(1)イタリア料理111店(2)コンテンポラリー78店(3)日本料理56店(4)フレンチ42店(5)アメリカン35店・・・
なんとフランス料理を見おろしている。
と同時に注目は☆ミシュランに始めて寿司店が登場☆日本人初の三つ星シェフの誕生だそうだ。
ついでに☆の評価基準は―――
☆☆☆=わざわざ訪れる価値がある卓越した料理
☆ ☆=遠回りしても訪れる価値がある素晴らしい料理
☆ =そのカテゴリーで特においしい料理、だそうだ。
スタジオは食う話になると、おれにもいわせろ状態。盛りあがる。
「ぼくが行く店は候補にないようだね」(鳥越俊太郎)
「これは大いなる遊びでしょ。私は自分の味覚を信じたい」(落合恵子)
がやがやを制したのは山本。決まった。
「自信を持っていいます。ぼくは女房の料理が星一番だと思います」
異議ありません。