2018年 7月 21日 (土)

「復讐ゴッコ」かマジか 請負サイトに集る「声」

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   『復讐』サイト使って仕返し。分らないのは学者のコメント「遊びかもしれないし難しい」。

ご主人はたまったもんじゃないね

   詐欺まがいの取引から自殺ほう助、援助交際など犯罪の温床化しつつある携帯電話のインターネット。その裏の顔にもう一つ、『復讐請負』サイトが加わった。

   今年8月9日福岡市内を歩いていた男性会社員(44)が突然、見知らぬ男から顔に硫酸を浴びせられた。全治1年以上、皮膚移植を行い、入退院を繰り返している怖い事件だ。

   それから3か月、1組の男女が傷害容疑で逮捕された。女は、福岡・中間市に住む会社員、大原千浪容疑者(36)、男は住所不定、無職、四十物谷(あいものや)久志容疑者(50)。全く面識のない2人を結びつけたのが、携帯電話のインターネットに書き込まれた『復讐』サイトだった。

   『スッキリ』の取材によると、大原容疑者が男女のもつれから男性に恨みを持ち、四十物谷容疑者の開設した『復讐』サイトを見て、犯行を依頼したのだ。数十万円の報酬が支払われていたという。

   大原容疑者は、1歳半になる男児の母親で夫もいる。近所の人の話では「円満な家庭に見えた」という。一方、四十物谷は月額7400円の貸コンテナをねぐらにしており、仕事がなくカネに困っていたらしい。

   この『復讐』サイトは、書き込みが急増中で、総務省でも規制法案の検討を始めている。実際番組で同サイトを検索したところ、「全国復讐代行致します」などと書かれたスレッドが1500件を超えたという。

   テリー伊藤は「大原容疑者のご主人はたまったものじゃないですね。ああいう闇サイトをやっていること自体ダメなのに、自分の人生かけて復讐してくれというのは、論理性が全くない」と怒った。ただ、学者のコメントとなると、どうも...?

   登場したのは女優、司葉子の「息子」で、一橋大学大学院教授(国際企業戦略研究科)の相澤英孝氏。「犯罪の依頼があるといっても、ネットでやっているというのは、単に遊びだけでやっているかもしれないし(規制は)難しい」。

   ネットで単なる“復讐ゴッコ”しているとは思えない。放置しておけば昔の『仇討』を認めることになりかねないと思うのだが。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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