頭は使うな、動け!感じろ! ヘアデザインが全てを変える

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   イメージチェンジをする方法はいくつかある。服装、メガネ、女性だったらメイクの雰囲気など。だが、インパクトのあるイメージチェンジといったらヘアースタイルではないだろうか。ストレートにしたり、巻いてみたり、色を変えてみたり。雰囲気ががらっと変わるからこそ、髪は面白いものだと思う。今回の「プロフェッショナル・仕事の流儀」ゲストは、その髪型を自在に操る"世界トップ5の腕前の"ヘアデザイナー・加茂克也。

   加茂はmod's hairのヘア&メイクチームの一員で、コレクションショーや広告、ファッション誌等を舞台に活躍している。加茂の造る斬新なスタイルは高く評価されている。だが、斬新なだけでは意味がない。ショーなら主体は服だし、それが広告になれば主体はモノになる。加茂の仕事はその主体を引き立たせるヘアデザインだ。

   コムデギャルソンのデザイナーとして名高い渡辺淳弥。加茂は彼のコレクションのヘアデザインも多く依頼される。しかし、具体的な指示が与えられるわけではない。例えば「エキセントリック」といった抽象的なイメージが与えられれば、それを基にデザインを組み立てる。依頼主からの制約は、ほぼ無い。だからこそ難しい。しかもコレクションで発表される服は直前にならないと見せてもらえない。時には考え込んで考え込んで造ったモノを、ショーの直前に新たに作り直すこともあるのだという。

   彼を見ていて感じたのが、芸術家の域にある人物なのだということ。ヘアデザインをする際は頭を使っていないのだとか。頭よりも先に手が動いてしまう感覚なのだろう。芸術は考えるものではなくて、感じるものだということか。

文   慶応大学・がくちゃん
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