ハリウッド・ストの「大波」 ダ・ヴィンチ・コード続編にも影響

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   20年振りのハリウッド・ストライキは、突入からもう3週間になる。この感謝祭休日後にWGA(全米脚本家協会)は、再びスタジオ側と「インターネット上のディジデュアル(映画使用権の支払い)」の交渉を始めるが、それにプレッシャーを掛けるため、11月20日には、ハリウッド・ブールバードで4000人のデモ行進が行われた。チャイニーズ・シアター前での集会で「クリスマスまでには締結しよう!」とジョン・ボウマン交渉委員長はスタジオ側に発破をかけた。ニューヨークでも20日、氷雨降る寒い中マディソン街のソニー・プラザ前に集まった200人のデモ隊は「我々はずぶ濡れで凍えている。でもへこたれないぞ!」とシュプレヒコールを挙げていた。


   TVの「24」や「プリズン・ブレイク」など人気番組は、今シーズンの放映を既に諦めている。映画は長期的なプロジェクトだし、世界各国のローカルプロダクションも順調だから影響は無いとされていた。しかし未だ解決の糸口が見えないことから、ここに来て次々とローカルでは製作出来ない大作映画のプロダクションが延期せざるを得ない状況に陥っている。

   ジョニー・デップ主演のワーナー・ブラザースの「シャンタラム」は延期を発表した。麻薬中毒で強盗を働いた男が脱獄して、オーストラリアからインド・ボンベイに逃げスラム街で医者として働く。やがて地元のギャングのボスと付き合い、アフガニスタンでロシア軍と戦う波乱万丈の物語。

   デップ主演のもう1作品はリメイクのコメディ「ラム酒日記」(THE RUM DIARY)。1950年台のプエルトリコが舞台。フリー・ジャーナリストの酔っ払い行状記の実話だ。現在は12月3日公開の「スィニー・トッド」のキャンペーンで世界を廻っているドル箱スター、ジョニー・デップの作品だけにスタジオへの打撃は大きい。

   ソニー・ピクチャーズ エンターテインメント(SPE)でも「スパイダーマン」と同様SPEの屋台骨を支えるブロック・バスター「ダ・ヴィンチ・コード」の続編に影響が出ている。ダン・ブラウン原作、ロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演の「天使と悪魔」(ANGELS & DEMONS)の公開を08年クリスマスから半年延期して09年のメモリアルデーにすることを決定した。

恵介
●作品タイトル:ダ・ヴィンチ・コード デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組)
●価格:¥1,980[税込、期間限定]
●発売・販売:(株)ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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