函館ストーカー殺人 大学は事件防げたか

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   ストーカーの話題が続く。こちらは熟女のストーカーどころでない。片思いでストーカーを繰り返し、こうじて相手の女性を殺すという、殺された女性や家族にとって、どうにもたまらない事件だ。

一方的な思いで犯行に及ぶとは・・・

   事件があったのは北海道函館市。会社員の無量林智子さん(23)が26日、大学時代の同級生で無職の中原哲也容疑者(22)に刺殺された。

   智子さんと中原容疑者の接点は、北海道教育大函館校の教育実習。そこで顔見知りになったのだが、いらい中原容疑者のストーカー行為が始まり、困った智子さんは大学時代の恩師にも相談している。

   智子さんは同大を今年3月卒業したが、中原容疑者は、「自分を見直す」といって半年間休学したため、今年9月に卒業した。

   26日に会見したゼミの指導教官だった杉浦清志副学長によると、「智子さんが15日夕に学校に来て、『中原容疑者が職場にきて、教育実習の単位が取れたと言われたが、もう来ないでほしいと言った。身の危険を感じる』と相談を受けた」という。

   司会の加藤浩次が「一方的な思いでこういう犯行に及ぶとは...どういうシーンで、こうなるのですか?」。

   コメンテーターの精神科医、香山リカは「たぶん、もともとコミュニケーションとかが低くて、対人関係のトレーニングを積まれていなかったのでしょう。自分中心の一方的なことだけやってきていた。ある種の精神障害です」。

   片思いが、刺殺にまで及ぶとはストーカーされた相手もふつうは考えない。そこに怖さがあるのだろうが、智子さんはある程度身の危険を察知し、大学に相談もしていた。なぜ防げなかったのか。

   コラムニストの宮崎哲也は「智子さんが相談に行ったときに大学は『まずは法テラス(日本司法支援センター)に相談したら』と答えたようだが、それは違うだろう。ストーカー防止法があるのだから、まず警察ではないのか」と、大学の対応のまずさに怒った。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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