2024年 4月 24日 (水)

3000億円の土地 独立行政法人のものか国民のものか

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   こらーっ、財務省。大手町の3000億円の土地を国に返せ。ほかの大事な国民の財産も返さない、シカトしている。

骨抜きにならないように

   自分たちのものだと懸命に裏工作をしているようだが、スパモニはしつこく追求させてもらうぜ―――玉川徹・リポーターがねちねちと的確にポイントを撃つ。

   <独立行政法人にちょっと待った!>第6弾のヤリ玉は国立印刷局。ここは旧大蔵省から分離して独立行政法人になったのだが、現状は財務省の完全子会社みたいなもの。資産をそっくり譲り受けて保有して、その運営はもちろん財務省の天下りが仕切っている。

   おっかしいよ、資産を返してよ。それにここの事業は一部を除いて民間で出来るんだから・・・スパモニのわかりやすい主張だ。

   事業の一部とは紙幣の印刷だ。これは国立印刷局として国で管理すべきだろうが・・・この独法!は奇怪なことにいろんな事業をやっているのだ。

   玉川徹・リポーターがパネル文字をめくっていく。

   <官報>これは印刷するだけなら民間でやりましょう。

   <大手町の土地>独法は不動産業じゃないんだから、売って国庫に入れましょう。時価3000億円ぐらいらしいけれども。所有している300億円のグラウンドも国庫に入れましょう。

   <病院>どうして病院なんでしょうね。

   <保養所>職員と家族とOBのためだけに、どうして国有財産が占有されるの?

   ・・・奇妙に感じる。玉川徹・リポーターの「ナゼなんだ!」と渡辺喜美行革担当大臣の意見がピッタシなのだ。

   渡辺大臣は行政改革担当として、独立行政法人を大胆に斬り捨ててしまいたい。だからスパモニのこの糾弾シリーズは応援団みたいなもの。「担当大臣と連帯した二人三脚の番組構成」という奇妙な報道になっている。

   なぜか?天下りシステムなどの既得権益を失いたくない官庁が必死で抵抗している。政治家にも泣きつき、巻き返し工作に躍起なのだ。

   彼らにとって渡辺大臣は天敵になる。

   スパモニが国立印刷局に取材を申し込むとけんもほろろの門前払いなのに、渡辺大臣となると友人扱いで「やぁやぁ」である。

   「結論は戦いではなく、国民にとってそれが必要か不必要かということでしょう」(弁護士・石丸幸人)

   鳥越俊太郎が「渡辺大臣は内閣で孤立しているようですが・・・」と玉川徹に向かっていうと―――

   「どうも大臣には強いバックがいるようです。総理にはやる気があるという・・・」

   独法改革に斬りこむスパモニ。---「骨抜きにならないように」(赤江珠緒)―――

文   初代不良家| 似顔絵 池田マコト
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