「芸妓」演じた井上真央、がんばったけどまだ若い

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   11月23日の勤労感謝の日。フジテレビの金曜プレステージのドラマ「花いくさ」を見た。京都・祇園の伝説的な芸妓、岩崎峰子さんの自伝にもとづいた特別ドラマで、芸術祭参加作品という触れ込みだった。

   主役は井上真央だったが、語りは野間脩平アナで、演出は星田良子。二人は昔の仲間なので、楽しみに見た。4歳から祇園の置屋に預けられた少女が舞妓から芸妓に育っていく物語を、自伝に忠実に再現していこうというマジメなドラマだった。

   特殊な世界の話で、祇園の芸妓は金魚鉢の中を泳いでいるようなものというメッセージも込められていた。その象徴として金魚鉢のショットがちょくちょく出てきて、狭い世界で生き抜いていかなければならない芸妓の現実を表現していた。

   演出も良かったけれど、特筆すべきは、育ての母親を演じた名取裕子だ。その演技は一寸の隙もなく、素晴らしかった。オレなら芸術祭の賞は彼女にあげたいな。

   主役の井上真央はかわいくやっていたけど、やはりまだ若い。成熟した女を演じるのは難しくて、大人の恋心や苦しさをうまく表現できていない。泣くぐらいしかできなかった。ハタチにしては、よくがんばったと思うけどね。

      金魚鉢 壊してみたい 気もするが

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