2018年 7月 22日 (日)

市議7人認めた「税金観光旅行」  「否認」続ける唯1人の「勝算」

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   スパモニの売りのひとつ「告発の行方」は、7月にも報じた愛知県豊明市議会議員の研修旅行騒動のその後。思わぬ展開になっていた。

税金使ってるよね

   昨年7月、札幌で開かれた全国都市問題会議に出席した豊明市議8人が、会議を抜け出し富良野へ観光にいっていたという疑惑。その8人の取材が実に面白い。

   発端は、富良野での記念写真から。カメラに向かって、「あれは去年じゃなく、2004年の旅行のとき」「ノーコメント」「覚えてない」「‥‥何ともいえません」

   しつこい取材チームは、写真の背景の畑の様子から、「やっぱり去年だ」。写っていた車の型から、「2004年11月以降だ」などなど。これを7月に放送したら、市議たちががらり変わった。1人を除いて全員が「富良野へ観光にいった」と認めたのだ。

   たった一人、素直に認めないのが伊藤清氏で、「観光には行ってない。視察だ」と。実はわけがあって、伊藤氏は4月の選挙戦でこの問題を「事実無根だ」と否定してまわっていた。演説でしゃべっただけでなく、ハガキやビラでも訴えていた。こうなると話は別。公職選挙法に触れる可能性があるのだ。

   山口一臣が「この番組、探偵みたいだね」と、嬉しそうだ。

   大谷昭宏は「学歴詐称でも、公報にのせれば公選法に触れる。それでやめている議員はいくらでもいる。これは、旅行だから税金を使ってるよね。絶対起訴しないといけない」と。

   しかし、地方議会って、もともとこういうものなんだよね。財務省が地方分権したがらないのも、金を渡したらなにするかわからん、というのがある。議員は一生懸命でも、まわりから見てるとマンガ。よくあるやつだ。

   そういえば、「ノリソダ騒動記」(杉浦明平)なんて傑作が生まれたのも、愛知県だった。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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