「ストーカーだ」は警察の批判逃れ? 佐世保乱射でテリー指摘

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   長崎・佐世保の銃乱射殺人事件について、「ストーカー」というキーワードが浮上してきた。番組はこれまで「容疑者は倉本さんのストーカー」という見立てに慎重姿勢を示してきたが、今日12月19日放送のレポートではこの見立てへ舵を切り始めたように見えた。しかし、スタジオからは異論も出た。

警察に落ち度があった

   自殺した馬込政義容疑者と殺害された水泳インストラクターだった倉本舞衣さんの「接点が見えてきた」と番組は報告した。といっても他メディアの先行報道と比べ新情報らしきものは特になかった。番組が取材した倉本さんの知人という女性は、馬込容疑者が倉本さんに「一方的な感情」を持っていたのでは、と話した。が、放送を見る限りでは具体的根拠を示しておらず、事件後の推測なのか事件前から感じ取っていたものなのか、は分からなかった。

   スタジオで説明した阿部祐二は「倉本さんを狙ったと言える。なぜかは分からない」と報告を締めくくった。テリー伊藤は「ストーカーって言い方、微妙」と疑問を呈した。さらに容疑者への銃所持・更新の許可を巡り、警察が容疑者の近所の人たちからの苦情・不安の訴えを生かせなかったことを指摘した。「警察に落ち度があった。(ストーカーといい始めたのは警察が)批判をかわすためかも、という可能性がある」「もっと取材していきたいね」。

   テリーが心配したのは、「ストーカー」に関心が集り過ぎ、銃所持許可を巡る問題がうやむやになることだったのだろう。しかし、「ストーカー」問題を含めた動機の解明と銃規制問題は別の問題として、それぞれ追究していってほしい。勿論、仮にテリーが懸念した通りに情報操作が行われているとすれば言語道断な話ではあるが。

文   赤坂和郎 | 似顔絵 池田マコト
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