2018年 7月 23日 (月)

「エライ人」には逆らえない?

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   横暴と言うしかないだろう。年をまたいで火を噴く「中東の笛」問題である。

   昨年2007年に行われた北京五輪予選で、クウェートの前に敗退した日本、韓国は「中東のレフェリーの不可解な判定があまりに多く納得できない。再試合を」と国際ハンドボール連盟(IHF)に訴えた。大したファールでもないのに日韓の選手にはレッドカードが頻発される。一方、相手チームのプレーは大目に見られる。これでは試合にならないというわけである。

   これに対してIHFは、アジアハンドボール連盟(AHF)に予選のやり直しを命じた。ところが、AHFはにべもなく拒否。「AHFの判定は適正で無効にする理由は全くない」というのだ。下克上である。どうやら、IHFのエジプト人会長が中東の後押しで就任できたという事情も背景にあるらしい。

   AHFはクウェート人首長の甥が会長の座につき、アジアのハンドボールを実質支配しているのだという。日本ハンドボール協会の市原副会長によると「試合はレフェリーの好き放題」で、こういう事態は10数年前から続いているのだそうだ。連盟の理事会からも日韓を排除しようと腐心しているとのこと。これはいじめではないのか。

   予選やり直しが宙に浮いて気の毒なのは選手たち。日本チームの主将は「イラっとする」と表情もくもる。コメント陣がいうように、もはや頼りはIOC(国際オリンピック委員会)しかないのだろうか。

文   アレマ
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