V6岡田クンにドキドキ、「脚本」はもっと快感!ヒエー!!(SP)

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   岡田准一と堤真一だったら、ゴールデンでもおかしくないのに何故に23時? しかし今、新しいこと、挑戦的なことをやろうとしたら、この時間帯の方がやりやすいのかもしれない。

   SPとはセキュリティポリス(要人警護官)のこと。テロリストをせっかく逮捕しても、分を超えているとなじられ、なにやら警視庁の中ではビミョーな立場のようだ。主人公の井上薫(岡田)は、幼い頃に受けたトラウマから、五感のみならず第六感も鋭い特殊能力が備わっているらしい。

   久々のドキドキ感。CMが入るたびに大きく息をついて、どれだけ力入れて見ているんだか。

   トラップと伏線を張り巡らした脚本がスゴイ。次々と視聴者のウラをかくテクニック。鏡に向かって自らを鼓舞するSP、どんな手強い相手が待ち受けているのかと思ったら、お見合いって・・・。警護対象者(マルタイ)が殺られた!と胆をつぶすと、それはただの訓練だったり、井上の妄想だったり。

   特にエピソード3、マルタイはシャワー室で毒を飲まされ、死んでしまったはずなのに生きてるってどういうこと? しかもチラッと映った犯人の口元、岡田くんみたいだし。キツネにつままれたようで、それが井上の想像だったのだと理解するまで録画を3回も見てしまった(そうとうニブイ私?)。こんな禁じ手もアリなのね。

   一方で、同じくエピソード3。ヘビースモーカーの殺し屋とそれを嫌悪する相棒の会話は、やがて井上が嗅ぎ分ける敵のニオイに繋がっていく。何気ないやりとりにもムダがない。言葉の一つ一つが研ぎ澄まされていて、シャレが効いていたり、深い意味があったり、だから聞きもらすまいと必死。

   アクションシーンにも、こだわりを感じる。「ダイハード」くらい突拍子もないとアングリ口を開けて見ているしかないけど、これは生身の人間の動きだから、壁を駆け上ったり、横っ飛びや、両足を相手の首に引っかけて倒すフォルムの美しさに素直に感動してしまう。

   それにしても、こんなにまでして守ろうとするものが、人の命のように見えて、実は権力者たちの金や地位だったりするのがシャクにさわる。上の命令一つで、殺されるとわかっている人を見放さなければならないなんて。組織の中で生きる人間の無念さを演じる係長役の堤真一が秀逸だ。

   このあと、井上の過去にまつわる秘密がいよいよ明かされる。どうか最後までこのテンションが続きますように。

文   ツキノ・ワグマ
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