カラオケ「新たな感染ルート」 その病気とは?
2008年01月15日06時00分

(c)NHK
料理や健康といった生活に身近なトピックスをとりあげて、その対処法紹介している情報番組「ためしてがってん」。今回のテーマは「結核」だ。戦中戦後猛威をふるっていた「結核」だが、現在でも結核菌の感染者は全国で4人に1人の2800万人、年間2300人が死亡しているという。
結核菌が肺の中に侵入しても免疫細胞が攻撃してくれるので、健康な人がすぐに結核を発病することはない。しかし、肺の中での休眠状態が何十年も続くのでやっかいだ。感染者の免疫力が弱まると、ある日突然発病する。
初期症状はせきやだるさを感じ、風邪の症状によく似ている。だから、なかなか結核とは気づきにくいのだ。
番組では、若者への感染が広がっているカラオケボックス、ネットカフェといった新たな感染ルートを緊急取材した。