どこへ行く? 古着の行方
2008年01月16日06時00分
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(c)NHK
日本の"ある一つ"の現実を捉えるドキュメンタリー番組「にっぽんの現場」。今回は「古着」の行き先に迫る。
日本女性は平均200枚もの洋服を持っていると言われる。1回着て飽きてしまった服、廃れてしまった流行の服。あっという間に「もういらない」服があふれ出す。それらを引き受け、第2の行き先を決めるのが今回の現場、神奈川県秦野市の古着選別工場だ。
パートの人16名の指先が、あるものは海外へ、あるものは糸に戻そうと、その行き先を決めている。衣替えの始まる10月からは工場が最も忙しい時期だ。番組では、エコブームにのって拡大しようとする再生産業の技と、それに立ちはだかる壁を描く。