認知症見過ごさないポイント
2008年01月19日06時00分

(c)NHK
NHKでは2007年12月から認知症キャンペーンを展開している。「歳だから仕方がない」「絶望の病」といった"古い常識"を一掃するために、早期発見による治療の可能性を紹介してきた。
ところが、NHKに寄せられた患者、家族たちの声からは、認知症の人々をめぐる「医療」の問題が浮かび上がってきた。
「年相応の物忘れと言われている間に症状が進行してしまった」
「どこに行けばいいのか?」
そのほかにも、たとえ認知症と診断されても、在宅や施設での暮らしに医療がほとんど手をさしのべていない実態がわかった。
今回の「NHKスペシャル」では、認知症を見過ごさないためには何ができるのか、診断・治療の現場の最前線を紹介する。