クウェート・アハマド会長に猪瀬副知事が言いたい事

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   ハンドボールのオリンピック予選やり直しが今日から始まる。しかし、アジアハンドボール連盟はこれを認めておらず、アジア代表をめぐって先行きの波乱は必至だ。スパモニは、アジア連盟会長で、長年ハンドボールを牛耳ってきたクウェート王族のアハマド会長にインタビューした。ところが、話は思わぬ方へ・・・。

公正なルールのもとでやってもらわないと

   「2016年の開催地で東京を支持してきた。アジア人だからだ。だが、いまとなってはノーだ。わたしはオリンピック誘致のプロだ。(今回の件では)IOC委員の多くが腹を立てるだろう」と平然といった。 “脅し”ともとれる発言だ。

   スパモニもそっちに焦点を合わせてしまう。元日本オリンピック委員会企画専門委員の伊藤公は「東京開催への影響は大きいでしょう。アジア、アフリカ票の行方を左右する」という。こうした国では珍しくないが、若くして石油相、スポーツ青年相をつとめた実力者。IOC委員でもあるアハマド会長は、オイルマネーを背景に一定の影響力をもつとされる。

   しかし、猪瀬直樹・都副知事は「クウェートのその方、何か忘れてませんか。湾岸戦争のときクウェートを救うために多国籍軍が出て、日本は憲法の関係でお金だけだったが、1兆円出してるんですよ。それをいってやったらいい」とにべもない。しかし、インタビューでは聞かなかったらしい。「あなたは、湾岸戦争の時どうしてましたか?」でもいいのに。

   アハマド会長は、松浪健四郎文部科学副大臣の橋渡しで、4年前に国士舘大学が名誉博士号を授与している。その松浪氏は「親日家だし、フレンドリーないい方だ」という。しかし、その際式で着用する衣装の試着に帝国ホテルを訪れた大学関係者は、5時間も待たされたそうだ。まさに王子様。

   それよりも問題は、彼がアジアハンドボールのトップに座って以来、疑惑の判定がしきりにいわれるようになったことだ。

   スポーツライターの玉木正之氏は、「04年カタールでの日本・クウェート戦で、前半日本がリードしていた。ところが後半開始の時間になっても審判が出てこない。探したら、部屋に監禁されていた。結局別の審判に変えて2時間くらいたって始まった。その時日本は勝ちましたが、中国と韓国は出てなかった。行っても(審判で)勝てないからと」という。

   中東でハンドボールが人気の理由は、室内競技だからだそうだ。「冷房が効いている中でできるからだ」と玉木氏はいう。しかし、インタビューではこの点については聞かなかったらしい。

   次期オリンピック開催地争いでは、もともと東京はきびしいといわれている。玉木氏も「2020年あたりが妥当」という。

   若一光司が、北京と争った大阪のいきさつに触れ、「アハマド王子は初め大阪びいきだったのが、あとでやっぱり北京になったと」。

   赤江珠緒は「公正なルールのもとでやってもらわないと」

   「今回の事件は、日本の外交力が試される」と玉木氏はいった。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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