ココアシガレット 「30円」守る心意気とは?
2008年01月30日06時00分

(c)NHK
大阪淀川区三津屋。町工場や古い商店街が残るこの地区に、従業員40人の駄菓子メーカーがある。1952年(昭和27年)からの人気商品「ココアシガレット」(30円)や、缶コーラを模した「ミニコーラ」などを販売している。
この会社が一番気を配ってきたことは、子どもが小遣いで買える「安さ」だ。しかし、原油や原材料の高騰により、30円という価格を続けるのが難しくなってきている。2007年2月の決算では赤字に転落。取引業者からは原料値上げの要請が相次いでいるそうだ。
今回の「ドキュメント にっぽんの現場」では、30円を守ろうと奮闘する社員たちに密着した。昔ながらの駄菓子にこだわる下町の"心意気"を見つめる。