「つなぎ法案」取り下げ 新聞夕刊「予想大はずし」

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   まあ、驚いた。ガチンコ対決かと思った道路特定財源をめぐる与野党の攻防--「つなぎ法案」を、財務金融委員会で強行採決までしておきながら、河野衆院、江田参院両議長の斡旋で、あっさりと取り下げてしまった。与野党合意の条件が「年度内に一定の結論をうる」。これまた、なんのことやらわからない。

赤江:勝手に解釈している状態?

   きのう(1月30日)夕、ある集会で自民党の伊吹文明幹事長が「きょうの夕刊の見出しをすべて誤らせてしまった伊吹でございます」と挨拶した。夕刊はみな「つなぎ法案衆院通過へ」となっていた。通過どころか撤回で与野党が合意してしまった、その直後だった。

   伊吹氏は「法案が通ると、民主党はすべての神通力を失うので、なんとか話し合いたいということで、こうなった」と、余裕を見せた。しかし、実際は福田首相の指示があったといわれる。なぜこうなったか。

   三反園訓が解説した。「福田総理と小沢代表の意向が働いた。数の横暴だと支持率が下がる。小沢さんにしても、このまま暫定税率が10年延長になると、ガソリン値下げで解散に追い込む戦略が絶たれてしまう。だから妥協の道をさぐった」

   しかし、合意条件の「年度内に一定の結論」というあいまいな表現をめぐっては、自民が「確証を得た」、民主が「確約していない」と完全に食い違っている。

   三反園は「先送りですよ。まだ論議してないんだから問題はこれから。民主党にとってポイントは『修正』という点。道路財源は余っている。なのになぜ10年なのと、詰めていく。自民は道路族議員がいる。これをどうするか。そのとき国民はどうみるか」

   赤江珠緒が「いまは、双方が勝手に解釈している状態?

   三反園は「そう、これから議論していって、国民がそうだと思った方が勝つ。税率もあるし、いまは道路にしか使えないものを、一般財源化して環境問題に使うとか」

   赤江は「もつれて、ガソリンが下がるなんてことはない?」

   鳥越俊太郎は、「延長法案を民主党が参院で議決しないとなれば、4月1日からしばらく下がるかもしれない」

   「どっちが国民を味方につけるか、勝負がいま始まったところ」と三反園がしめた。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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