「それじゃあ疲れるだろ」 イチロー流仕事術「意外な極意」

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   今回の「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、今年初めに放送されたイチローの回の未公開トーク集だった。その際の当欄は、イチローは常にクールという訳ではない、という話で終えた。今回は精神的な面での、イチローの仕事への取り組みを紹介したい。

   イチローは普段はよく喋る。むしろおしゃべりな方なのでは無いかとも思える。番組の対談中、イチローは番組ホストの茂木に向かって「茂木さんはよくテレビで拝見しますが、本気で笑わないですよね?」などと茂木をいじって笑いを誘うほど。

   「遠征先でよくレストランなんかで外食するんですけど、知らない人と会話をしたり、ぼくと友人との話を聞かれたりって状況があったりするんです。そうしたら必ずと言っていいほど『もっとクールかと思った』言われるんですよ。イメージが壊れたって人もいるんですけど」

   だが、野球の中継を見る限りではすごくクールだ。そう茂木が問うと「そういうイメージらしいですね。ユニフォームを着るときの僕は、違う自分に変身できる時。唯一自分がかっこつけられる場所と僕は考えているので、あそこでは違う自分でいたいわけですよ」

   ユニフォームを着たらイチローは仕事モードに入る。その時の彼は、誰もが知るように真摯に野球に向き合う。イチローは常に向上意識があって、自身を高めることに努力をいとわない。彼を動かす力はどこから来るのだろう。

   「満足なんてしない、さらにその上を常に目指す、って言う人もいるけど、それでは疲れてしまう。満足はしないといけない」

   彼は目標を達成する度にしっかり満足する。しっかりと自分自身を褒める。

   「満足すると、また違う望みが見えてくる」

   自分に甘えてばかりいると成長しない。だが自分を追い込み過ぎることも逆効果になる。目標を達成すれば達成感を味わい、また新たな目標が生まれる。イチロー流仕事術は、何事においても当てはまるのかもしれない。

文   慶応大学・がくちゃん
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