「食品に異常?」 そのとき検査はこんなにずさん

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   トップニュースはやはり、日本生活協同組合連合会が昨日(2月5日)の記者会見で明らかにしたこれまでとは別の農薬が入った『手作り餃子』発覚。昨2007年秋、3件も「異臭報告」があったものだ。

仕方がないのですかねー?

   『とくダネ!』は、まともな検査をやっていればその後の被害は出なかったのではと、ようやく焦点があった報道を。

   生協連によると、今度の農薬はやはり有機リン系『ジクロルボス』。昨年6月3日に天洋食品で製造されたギョーザの皮と具材に付着していたもので、皮部分には基準値の1100倍に当たる110PPMが検出された。

   今回はまず、みやぎ生協の商品仕分け担当者がアルコール臭に気づき申し出た。このときは、他に異臭がなかったことからそのまま出荷。続いて同31日のもみやぎ生協の組合員から「食べたら薬品の臭いがした」と苦情があった。このため輸入元のジェイティフーズに調査を依頼したが「発生源は袋ではないか」と一蹴され、そのまま。

   さらに11月10日には、福島県喜多方市のコープバリューぷらざ店で同商品を買った職員が「オイルのような臭いがきつい」と苦情。ジェイティフーズで調べた結果、「トルエンなどが検出された」でおしまい。

   番組では、この時点で、徹底的に検査していれば兵庫、千葉で10人の被害者は出なかったはずだと指摘した。

   とくに、最初に中毒患者が出た昨年12月28日時点で、ジェイティフーズは前記3件の異臭報告と関連づけ徹底検査できたはずで、大失態というよりも、およそ食品を扱う基本的な資格に欠けている。

   小倉が「ひとまとめにして検査できないのですか?」と検査方法について疑問を。

   これに番組に生出演した昭和大薬学部の吉田武美教授は「トルエンを調べる方向と有機リン系を調べる方向が違うので・・・」と。しかし、ひとまとめで検査できなければ、何度も方向を変え実施すればいい。

   それとも、佐々木恭子アナが「いったん結論付けられてしまったら、仕方がないのですかねー?」。

   親会社の日本たばこ産業(JT)は、旧専売公社時代から旧大蔵官僚をトップにすえ、現在の木村宏社長は旧専売公社の生え抜きだが、湧井洋治会長は旧大蔵官僚。“準国営”ともいえるたばこ会社。加ト吉の日清食品との統合はこれでご破算になったというが、食品の取り扱いについて今後、問われること必至。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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