18歳錦織がウィンブルドン制する日
「やってくれましたねぇ」とみのもんたがよろこんだ。
若干18歳のプロテニスプレーヤー、錦織圭がきのう(米時間2月17日)フロリダで行われたデルレービーチ国際選手権で、第1シードのジェームズ・ブレーク(米)を破って、初優勝した。日本人男子のプロツアー優勝は、松岡修造以来16年ぶり2人目だ。
父親の清志さんも「信じられない。トップの選手でも勝てるかどうかという大会だから」という。かつて指導した松岡修造も「びっくりしたというものを超えてる」と。
島根・松江の出身。5歳からテニスを始め、小学生のときからジュニアタイトルをいくつも獲得。松岡修造のジュニアキャンプに参加した12歳の時の映像があった。「松岡修造さんを超える選手になりたい」
そして13歳で、単身アメリカへのテニス留学。「わたしが迷うわけにいかなかった」と清志さんはいう。行った先はフロリダのIMGアカデミー。シャラポワもいたプロの養成所で、朝から晩までテニス漬けの日々を送った。
4カ月前にプロデビュー、ツアー6戦目での快挙だった。ランキングも244位から131位にアップした。松岡も「松岡を抜くかというレベルじゃない。トップ10かグランドスラムで優勝できるかどうかの選手」という。
「ティーンエイジャー、他にもがんばってました」とみのがフリップを出した。
石川遼(16)、浅田真央(17)、田中将大(19)、斎藤佑樹(19)、福原愛(19)
「10代がこれだけ世界ランクでがんばるってのはすごいでしょう」と元全日本バレーの三屋裕子に聞いた。
三屋は「スポーツ界にも育成システムができてきた。世界で勝てる選手の育成ですね。錦織君なんかアメリカですけど、願わくば日本で育った選手がそうなってほしい。わたしもですけどコーチ陣が勝たせる選手を育てないと」
みのは「世界の三屋さんも、育てる立場になっちゃいましたか」と冷やかす。
「もう、おばさんは・・・」であっはっは。