海自幹部に「マスコミ無視」指示された家族 みのへ「徹底的にやって」

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   イージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故が、変な展開になってきた。

なだしおのときだって…

   事故の直後防衛省は、清徳丸の「緑灯」を確認したのは「衝突2分前」といっていたのが、きのう(2月20日)の会見で、「衝突12分前の午前3時55分に、見張り員が『赤灯』を確認していた」と明らかにした。

   「緑灯」と「赤灯」では、船の進行方向が逆になる。行き交い関係の場合、「赤」ならば「あたご」に回避義務がある。12分前ならば、十分に対応できたはず、と専門家はいう。しかし、「あたご」はなぜか衝突の直前まで、自動操舵で航行していたことも明らかになった。

   池田宗雄・元東海大教授は、「船の当直の交代が4時」という微妙な時間だったことをあげた。「4時をはさんで、ちゃんと引継いだのかどうか。ややこしい状態のときは、ことが済んでから交代するものだが」という。

   木元教子は、「大きい船は、小さい船がよけるという思いこみがあったのでは?」といった。大型船は小回りがきかないから、現実にはそれが多いのだろうが、池田氏は「海上では大小は平等。わたしは漁船は大きめに避けていた」という。

   防衛省ではもうひとつ、地方総監部の山崎海上幕僚長が、家族らに、「報道陣には話さないでくれ」と口止めをしていたことが明らかになった。

   「何考えてんでしょうね。そんなこといえる立場なのかな」と木元。

   嶌信彦も「防衛省は自分の描いたシナリオのなかでやろうとしてるんでしょうね。そんなことできっこないのに」という。

   みのもんたも「潜水艦なだしおのときだって、航海日誌の改竄なんてことがあった」

   清徳丸の吉清治夫さんの弟の美津男さん(56)は、スタジオとの中継で「(防衛省から)報道陣を無視してくれといわれていた。だがわしらになにも教えてくれない」と、みのに「徹底的にやってくださいよ」といっていた。

   その清徳丸の船体はこの日朝、横須賀に曳航され、クレーン船台から陸上に移された。強化プラスチックの船体は、ちょうど操舵室のところでスッパリと前後に切れている。

   みのが「こんな風に切れることは?」というのに、池田氏は「1度だけある。1年前フェリー高千穂が漁船と衝突したときで、フェリーはスピードを出していた」と。「あたご」の場合も、かなりのスピードで直角に近い角度でぶつかったと推測できるという。

   船体では、吉清親子がいたと思われる操舵室の部分だけが、失われていた。衝突地点の水深は2500メートルという。2人は操舵室と一緒に沈んだままなのか。

   ただ、船体前部には、エンジンキーもGPSもモニターも残っていた。池田氏は「GPSがあるので、かなり正確に状況がわかるのではないか」という。

   海上保安庁の調べも、これからそこへいくはず。そこでまた、防衛省の"訂正"が出てくるのかどうか。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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