日本ケータイ 世界市場で売れないワケ

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   世界でも1、2を誇っていた日本の経済、学力、治安…。今、凋落ぶりが目立ってきている。今朝の『とくダネ!』は、森本さやかリポーターが「この『ニッポンの凋落』を月に1度の頻度でお伝えします」と、新企画を始めた。

   その第一弾が『携帯電話・Made In Japanの凋落』。

   場所は、東京・秋葉原。訪れた外国人50人に「母国で使っている携帯のメーカーは?」を訊ねると、多い順にノキア、サムスン、モトローラで、日本製はほとんどない。

   ちなみに、世界市場の2008年2月現在のシェア(ガートナー調べ)は、やはり(1)ノキア(38.1%)、(2)サムスン(14.5%)、(3)モトローラ(13.1%)の順。

   日本メーカーはその他(18.4%)の中に、少しだけというありさまに、メーカーの社員は「絶句ですね」と。

   あれほど高性能の携帯がなぜ世界市場で"無視"されるのか?しかし、そう落胆することもない。ようは売り方が下手なだけなのかも…

   番組では、専門家に海外メーカーの携帯を分解してもらい部品の供給元を調べてもらった。カメラ、アンテナ、基盤、コンデンサーいずれも日本製。これら日本製の部品は、世界市場の8割を占めているとか。

   例えば、シコー技研(神奈川県大和市)がつくるカメラ付携帯電話のオートフォーカス・リニアモーターは、世界で最初にして最小を誇る逸品。

    極小技術ではむしろ世界のトップランナー。物造りの技術で『凋落』というのは酷だ。ではなぜ、最終製品では売れないのかという疑問がわく。

   シェア1位を誇るノキアは、10万円の高級品から数千円の廉価品まであり、売れているのは廉価品。世界の市場のニーズは、高機能を求めているわけではないという。

   ジャーナリストの塚本潔さんは「日本は、世界の市場でどう売るかの戦略に欠けているところがある」と指摘する。桜美林大学大学院教授の諸星裕も「携帯を買う。家に帰ると320ページもある説明書が届いている。これでは世界市場では売れませんよ」と、売り方のまずさを。

   いずれにしろ、元気がなくなり『凋落』といえる部分も目立ってきていることは確かで、目を覚ますにはいい企画だ。

文   モンブラン
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