駆け出し放送作家と「新米」イケメンポリスの「絆」とは?

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   自分は正当に評価されているのか。
   仕事量に見合うだけの給料をもらえているのだろか…?
   これは、転職の大きなきっかけだ。
   放送作家の給料はどうか?

   これは全くもって完全歩合制。大半がフリーなので実力だけが物言う世界で、駆け出し作家には、なかなか厳しい。これなら普通にバイトしたほうがいいだろう、と思えるようなすずめの涙程度のギャラから、誰もが出発している。

   駆け出し作家は、もちろん会議でも末端の存在。番組の全体像がなかなか見えてこないケースも多い。いったいこの番組はどういう方向で動こうとしているのか? 予算がかさむネタは、出してもいいのか? そもそも、番組予算はいくらあるのか? そこから自分のギャラのメドもつくのだが、それを知ると悔しいやら怖いやらで、戦意を失う可能性が高い。大抵の駆け出し作家は、そこでひとまず知ろうとする好奇心を抑えておく。

   末端と言えば、先日なかなか面白いことがあった。

   番組出演者との食事会に作家仲間と出掛けた際のこと。歩いていたら、警察官や機動隊員がぞろぞろそこかしこにいる。装甲車15台以上、パトカーに白バイも列を成している。
   あまりの物々しさに、一体何事?と思い、友人が近くにいた機動隊員に声をかけてみた。

   「これ、なんかあるんですか?」

   「あ、なんか中国の偉い人が来てるんで~。」

   ジャニーズばりの可愛い新米風機動隊員は笑顔で答えてくれた。

   「中国の偉い人って誰が来るんですか?」

   すると爽やか笑顔のイケメンポリスはこう答えた。

   「毛沢東らしいっす。」

   私と友人が顔を見合わせたのは言うまでもない。
   え、あんた毛沢東って…

   場所は折しも青山墓地沿い。
   どれだけスピリチュアルな来日なんだよ!

   さすがの警察でも、末端になると誰か知らずに守っているの?

   真面目そうな彼の笑顔がより一層光り輝いてみえた。
   もしかして、毛沢東の守護霊でも後ろにいたんだろうか。

   まさかまさか…

踊るオサムン
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