防衛省、「庁」に戻って出直したら?

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   いったいどうなっちゃってるの?しっかりしているはずの石破大臣が。イージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事件の経緯はどたばた続きだ。

お役人って、こんなもんですか?

   まず、「あたご」が「清徳丸」を発見、確認した時間が、最初「2分前」だったのが翌日「12分前」に訂正。ところが、最初の発表前にすでに「12分前」はわかっていたとか、一時は「9分前」の情報もあったとか、わけがわからない。

   おまけに、これらの情報と事情聴取に、早い段階から石破大臣が関わっていたとわかった。事故当日の朝、「あたご」の航海長をヘリで海上幕僚監部へ呼んで、事情を聴き、その際航海長は大臣にも会っていた。では「2分」「12分」は何だった?

   「これじゃ、口裏合わせと勘ぐられかねない」とみのもんた。

   しかもそれだけじゃなかった。ヘリで航海長を呼び戻して聴取することを、事故を捜査している海上保安庁に連絡していなかった。これでは捜査妨害ともとられかねない。海保を所管する冬柴国交相は早速、「私の了解を得てやられるのが筋であり、法のしくみだと思う」と会見で文句をいう始末。もひとつ、ヘリが飛んだ理由を「けが人の搬送」としていたのだと。なんとまあ、いじましい。

   与良正男は「情報の収集と管理は危機管理の要でしょう。石破さんまでが加わってるというのがわからない」

   みの「お役人て、こんなもんなんですか?」

   元国交省の早坂実も、「隠蔽しようとしたとは思いたくないけど、絶対にやってはいけないことをやったのは許されないのではないか」という。

   これまでは、制服組のたるみを石破大臣が叱咤して、と受け取られていたのががらり変わって、国会でも大臣追及ははげしくなった。それも事故そのものじゃないのだから、困ったことだ。

   当の石破大臣は「情報操作してどうするの? 隠蔽してどうするの?」と、相変わらずのいい方で否定しているが、その石破さんがいながら何よ!という疑問は消えない。

   危機に直面したときの管理能力は、組織の力をあらわすもの。やっぱり、省に昇格するほどではなかった?

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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