岩上安身「お粗末通り越し嘆かわしい」 イージス艦事故

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   「こういうことを起こし本当に申し訳ありませんでした」。昨日(2月27日)、イージス艦『あたご』の艦長、舩渡健・一等海佐(52)が衝突事故後初めて、「清徳丸」の吉清治夫さん、哲大さん父子の自宅、所属していた漁協を訪れ、謝罪した。

   これに治夫さんの兄、高志さんは「誠心誠意、謝罪をいただき本当にありがたく思っております」とこたえた。

   しかし、この謝罪の模様を報じた後『とくダネ!』は、大村正樹リポーターが「(謝罪は)比較的穏やかだったのですが、今後の展開しだいでは(遺族や漁協関係者は)激怒する可能性があります」と、情報操作の疑惑が深まる防衛省にスポットをあて、スタジオ内は防衛省批判が渦巻いた。

   大村は防衛省の情報に関する疑惑について4つのポイントを挙げた。

   それによると第1は、19日午前4時7分に事故が発生し、救助活動中の『あたご』の責任者である航海長が、海上保安庁が捜査に入る直前の午前9時10分に、ヘリで『あたご』を離れたこと。

   第2は、この航海長は、正午には東京・市ヶ谷の防衛省で、石破防衛相に、直接事故の報告をしていた。しかも、ひそかに航海長はその直前の午前10時から海幕幹部だけに事情説明を行っていた。

   「これでは、辻褄合わせをしたと疑われてもおかしくない」(大村)という。また、これについては石破防衛相も知らなかった可能性があると指摘する。

   第3は、この航海長のヘリについて防衛省は海保に、「ケガ人と幹部を乗せる」と事前了解をとったというが、海保側によると「19日午後に事後連絡はあったが、事前通報については確認が取れなかった」と。

   しかも大村によると、イージス艦はあらゆる治療ができるよう医療施設は完備しており、指をケガしたという隊員の治療程度はおちゃのこ。ウソの可能性が濃厚のようだ。

   さらに第4は、航海長は防衛省での報告の後、横須賀基地には行かず、ヘリでわざわざ『あたご』に戻っていること。「数合わせに戻ったことも考えられる」(大村)という。

   ノンフィクション作家の岩上安身は「確かに、ケガ人がいたのかどうかは疑わしい。お粗末を通り越し、これが(防衛省の)体質なら嘆かわしい.。

文   モンブラン
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