これってケンカ売られたの? ギョーザ問題中国が会見

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   「中国が驚きの記者会見です。冷凍ギョーザの中毒事件で、日本の対応を批判しました」。『得もり』コーナーで笠井アナがこう切り出し、昨日(2月28日)午前、北京市内で初めて行われた中国公安省の記者会見を取り上げた。

驚きの会見です

   会見で余新民副局長は、これまで同省が調査してきた2点について結論を発表した。一つは、冷凍ギョーザの製造元である河北省の天洋食品従業員55人を調べた結果、疑わしい人物は見つからなかった。

   もう一つは、有機リン系農薬『メタミドホス』の実験結果から、「包装袋の外側からでも、メタミドホスは内部に染み込む結果が出た」というもの。

   公安省は、この2点によって「中国国内で冷凍ギョーザにメタミドホスが混入した可能性は極めて低い」と結論付け、メタミドホスが外部から浸透することはないとする日本側と真っ向対立する形となった。

   しかも、中国側は「日本側が物証や鑑定結果の提供を拒否した。非常に遺憾だ」と批判し、"対立の炎"にあろうことか油を注ぐしまつ。

   この冷凍ギョーザ中毒事件については、警察庁の安藤隆春次長が会見前日の27日まで中国に滞在し、公安省側と「速やかに証拠、事実を交換し捜査を加速させる」ことで合意したばかり。

   同庁の吉村博人長官が「中国側が役立つ資料はすべて渡してある。中国側の見解は看過できない」と怒るのも当然だ。

   また、テレビの生中継が入った会見については事前通知もなかったという。となると、まるでケンカ腰ではないか。まさか中国はオリンピックを控えて、日本原因説を前面に出して威嚇しうやむやにしてしまおう、などと考えてはいないだろう。

   それにしても、番組について言わせてもらえば、笠井アナが事実関係をまくし立てて終わり。コメントもなかった。

   この事件で『とくダネ!』は当初からギクシャクした報道ぶりが目立ったが、事件の被害者は日本人であることを忘れないでほしい。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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