2018年 7月 21日 (土)

博士号取得で謝礼 小倉「当然かな」

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   横浜市立大の医学部長が博士号取得をめぐり学生から謝礼金を受け取っていたことが明らかになった。大学側は3月12日記者会見し、医学部長も金銭の授受を認めるコメントを発表した。

   『とくダネ!』は、「医者の世界では常識」というこの問題を取り上げたが、キャスターの小倉は「このくらいのお礼は当然かな…」と、キャスターとして見識を疑う発言を。

   現金を受け取ったのは嶋田紘医学部長(64)。番組によると、学生1人当たり、数万円から10数万円の謝礼を受け取っていたとされる。

   その嶋田部長が発表したコメントは、名古屋市立大で収賄事件に問われたこともあり、慎重そのもの。

   「大学院生や研究生が研究を進め、学位を取得するまで多額な教育的経費が必要なことから、学位取得の後に謝礼の意味で持ってこられた人もあり、その場合は受け取った」

   それも「個人的にもらったわけではなく、医局内にプールし使っていた」と。

   番組はこの後、他大学でもあるのではと調べたところ、「驚くべき実態が浮かび上がってきました」と笠井アナ。

   それによると、首都圏の病院勤務医師の体験談として「私も渡したことがある。主査に10万円、副査に5万円。医師の世界では常識ですよ。渡さないと医局の世界では生きていけない。問題点?閉鎖性でしょうね」。

   そこで小倉が「手術の時、(患者側が医師に)いくらか包み、受け取るというのが現状ですから、博士号取得ではこのくらいのお礼は当然かなという気がしますが...」。

   小倉を取り巻く世界の金銭感覚は知る由もないが、ここは公的電波を使って公立大学の教職員、つまり公務員の金銭授受の話。こんな認識でキャスターとは?

   続いてノンフィクション作家の岩上安身がもっと乱れた大学医学部の話を。

   「むかし取材したことが有ります。横行していますよ。私立大医学部では10万、5万は可愛いほう。博士論文を書かないで500万円、代筆で300万円、博士号が売買の対象になっている」

   これでは、「博士」を掲げる医師とて信用できない。小倉は、自分の非常識発言がこうした乱れた医学界を増長させることに繋がりかねないと気付くべきだろう。

文   モンブラン
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