泉ピン子の白衣が訴えるもの

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   TBSのドラマ「おふくろ先生のゆうばり診療日記」。泉ピン子が地域医療を志す新米医師を演じた。亡くなった夫の遺志を受け継ぎ看護師から転身したという役だ。

   夕張市は、財政破綻して大変な状態だというニュースで有名になってしまった。全国の人の援助もあり若者たちが実現させた成人式もよく報道されていた。

   ドラマは現地ロケをしっかりしていて好感を持った。泉ピン子は抑えた演技でこれもなかなかよかった。ただ、事実に即してリアリティーを出そうとしたのだろうが、ちょっとその面にこだわり過ぎてドラマとしての新味はなかった。ドキュメンタリーっぽかったかな。

   泉ピン子が演じた医者の子供など若者が活躍する姿は力を入れて描かれていた。自分たちの地域をよくするためには、自分たちが力を出さなければいけない、と訴えたかったのだろう。その訴えは伝わってきた。

   夕張に近い状態の自治体は全国に結構あるだろう。触発されて自分たちもやらねば、と思うようになればいいけど、行動に移すというのは意外と難しいものだ。

   しかし夕張ではドラマだけの世界ではなく、若者たちがインターネットを利用するなどして工夫をこらし、今も故郷のために活動しているのだろう。今後に期待したい。

   死んだ街に 若い力が 芽をふいた

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