出会い系「サクラ」の尻尾をつかんだ!

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   出会い系サイトの「サクラ」をつとめていた男性が、悪質サイトの裏事情を番組に激白した。

阿部さんが突き止めてるんだから

   それによれば、彼がごく一般的な求人サイトから応募したのは「データ入力」の仕事。じつは、有名芸能人や企業経営者、医者、ホストなどになりすまして、メールを送る詐欺的行為だった。「タレント本人のスケジュールをチェックして、かぶらないように気をつけていました」とサクラは涙ぐましい努力を語る。

   このサイトAでは、メール1通を送信するのに500円かかり、1日数万円、1人で数千万円の請求を受けたケースもあるそうだ。

   番組ではオリジナルの「実験」を敢行。2人の男性スタッフが、異なるプロフィルでAに登録したところ、「美容室のスタイリスト」から、同じ文面、顔写真の返信が届いた。不思議なことには、「彼女」が住んでる場所が違っていた。スタッフそれぞれの登録居住地と同じだったのである。さらに、事前に登録しておいた女性プロフィルを検索しても、該当しない。Aの登録者は「サクラ」としか出会えない疑惑が浮上――。

   こんな不正は絶対に許せない、といった正義感をにじませ、阿部祐二リポーターが行く。コートの襟を立て、どことなく陰気な彼は夜の街を執念深く捜査して回った。そして、突き止めたところでは、Aを実質的に運営しているのはB社と見られ、Aをはじめ20以上もの出会い系サイトを手広く運営しているらしい。

   一方、サクラは一大決心をしていた。「信じている人をだまし続けるのは悪いと思う」と、自身が罪に問われる、報復などの危険性があるのに、警察に事情を話しに行った。しかし、同行した阿部が捜査二課に聞いたところでは、今のところB社とAの関係は不明、被害届も出てないことから、Bに今すぐ捜査の手が伸びる状況ではないという。

   「そこまで阿部さんが取材で突き止めてるんだから、警察のほうでもなんとかできないのか」。司会の加藤浩次が歯ぎしりする。警察すらアテにできないこんな暗黒街、ジャスティスはワイドショーと阿部探偵に下してもらうしかない。

文   ボンド柳生 | 似顔絵 池田マコト
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