勘弁してよ 「いいことしてる」自己満足なんて……

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    TBSのトヨタスペシャル「明日のために…今」。藤原紀香が司会をしていた。何かいいことをする人たちを追う内容だった。

    活動の1つは、フィリピンの貧困地区へ日本の若者が行って保育所を作るという話。次は、東京で捨てられるペットを助けようと一時預かりをして、次の飼い主を探す。また、アフリカでの水くみを効率よくするのに役立ててもらおうと、日本の小学生たちがリアカーを現地へ届ける。大学生たちが日本全国の海岸を転々として打ち寄せられたゴミを拾う活動も取り上げた。

   やってることは「いいこと」だし、自分たちができることを小さなことでもいいからやりましょう、という提案も結構なことだと思う。それでも番組を見終わった後の感想は、どうもしっくりこなかった。安っぽいというのか、感動はできなかった。

    なぜかと考えてみると、「本気度」という意味で迫力がなかったからかもしれない。例えば日本の海岸を北から南まで5カ所ほど巡ってゴミを拾うのも結構だが、極めて一時的で解決にはならない。地元に住み込んで継続的にゴミ拾いを続ける、とかならまだ理解できるけど。

    ゲストなのか古田敦也・前ヤクルト監督もゴミ拾いに参加していたが、スタート地点と終了地点だけの参加では、いかにもテレビの映像用の行動で、「本気」のかけらも感じられない。まあ、文句だけ言って何もしないのが一番悪い、という指摘もあるだろうが、やるからにはしっかり考えて自己満足に終わらない行動が必要ではないだろうか。

   ゴミの話でいえば、流れつくゴミを拾うことも必要だが、どんどんゴミを流してくるお隣の五輪を控えた国の方の対策も考える必要がある。

      五輪国 黄砂とゴミを 輸出せり

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