「ノーと言える都議会」と「石原銀行」(コメントの窓)

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   今回は、スーパーモーニング通信簿「『石原銀行』の『任期』はいつまで?」(2008年3月12日)に寄せられた「コメント3 >1」だ。

   通信簿記事は、石原慎太郎・東京都知事の発案でつくられ「石原銀行」とも揶揄される「新銀行東京」への400億円追加出資を巡る都議会でのやりとりを報告した。同銀行設立の意図は当初、中小企業への貸し渋り・貸し剥がし対策だったが、05年4月の開業のころには貸し渋りなどは収束していた。通信簿記事も鳥越俊太郎の「時代遅れの設立だった」とのコメントを紹介した。結局、同銀行は現在、1000億円の都からの出資金を食いつぶした形となっている。

   コメントは「400億円増資案に『ノーと言える都議会』であって欲しいね」。

   これは、石原都知事が自民党衆院議員時代の1989年に共著で出版した「NOと言える日本」のもじりだろう。石原都知事は本の中で、日本の対米外交姿勢について「米国の威(おど)しに屈するな」などと主張していた。

   追加出資案への賛否はともかくとして、都議会には少なくともさまざまな「威しに屈する」ことなく議論を戦わせることを望みたい。ところで、この問題に限らず「NOと言われた」場合の石原都知事の反論の仕方は、「威す」ような口調に聞こえることが少なくないのは気のせいだろうか。

(テレビウォッチ編集部)

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