若々しい国谷裕子にクローズアップ

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   NHKの「クローズアップ現代」。単身で老後生活を送っている人たちを取り上げた回を見た。司会の国谷裕子キャスターは相変わらず若々しいし、素材のさばき方もジャーナリスティックだし、改めて敬服した。

   2025年には単身で生活する65歳以上の世帯は8世帯に1つの割合まで増えるらしい。ではどうすればいいのか。東京の檜原村に住む105歳の独り暮らしのおばあさんを取り上げた。ときどき村のボランティアが食事を運んだり、娘さんが週に1度泊りがけで訪れたりしている。娘さんは、親不孝ではないかとも思うが、本人がここから動きたくないと言っているので、広い意味で親孝行かな、という趣旨の話をしていた。

   上野千鶴子教授の本「おひとりさまの老後」が売れているそうだ。関心が高い問題なのだ。老いた親の方が子供と住みたくない、という人たちは増えているらしい。親子が同居すればハッピー、という訳にはいかなくなっているようだ。老いた親を田舎に1人で置いておけない、という話をよく聞くが、もし「田舎から動きたくない」と親がいうならその意思を尊重するべきなのかもしれない。打開策として、老人が何人かのグループで同じ家に暮らす取り組みも紹介された。

   子供に頼らず1人で、あるいはお年よりだけで生きていく気構えをもってほしい、というメッセージを感じた。お年寄りが1人でもがんばる、という生き方を見せられると、なるほどそうかもな、と思った。以前は老いては子に従え、といったものだが、今は老人の意思を貫く必要があるのかもしれない。

      老いたなら 子に従わぬ 心意気

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