捜査員「環視」の中の通り魔凶行 小倉の「追及」とは

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   警察が170人態勢で警戒する日曜日の昼前、次々と8人を刺したあと犯人が1人で交番に行き“自首”するという、何とも解せない事件があった。

   今朝の『とくダネ!』は、トップニュースで昨日(3月23日)茨城県土浦市のJR常磐線・荒川沖駅で起きたこの凶行を取り上げた。

   無念なのは、最後に犯人に襲われ刺殺された被害者は、警察がもっと機敏な対応をしていれば死なずに済んだのではという疑問。番組はこの疑問に触れずじまいだった。

   事件は、11時ごろ荒川沖駅西口に現われた犯人が、駅構内を通って東口に抜ける通路を走りながらサバイバルナイフと包丁で次々と通行人5人を刺し、さらに東口にいた2人も傷つけ、最後の1人は刺殺した。

   このあと犯人は跨線橋を渡って西口に戻り、駅から300メートル離れた警官不在の交番からインターホンで「私が犯人です」と名乗り、駆け付けた警官に逮捕された。

   犯人は、同市の、無職金川真大容疑者(24)。「誰でもいいから人を殺してみたかった」と自供しているという。

   番組に生出演した臨床心理士の長谷川博一は「今回のようなケースは、2000年ごろから増えている」という。そういえば1999年に東京・池袋の路上で2人を刺殺した事件や2001年に大阪・附属池田小の児童8人殺害事件など、まだ記憶に生々しい。

   ただ、今回はもう一つ問題が。犯人の金川は19日に同市内で別の殺人事件を起こしており、22日には金川容疑者の携帯電話から「早く捕まえてごらん」と、警察を挑発する110番通報があった。

   このため23日は茨城県警が170人態勢の布陣を敷いていた。とくに荒川沖駅には西口と東口に、駅構内などに8人の私服の捜査員が張り込んでおり、そのうちの捜査員1人が金川容疑者に刺されている。

   とくに金川容疑者が、通行人5人を刺して駅構内を抜ける東口には捜査員2人が配置されていた。なのに、この東口でさらに3人が刺され、最後被害者は刺殺されている。なぜこのとき捕まえられなかったのか。

   しかし、小倉は「(犯行の)あとスーッと交番に入っている。そのギャップが分からない。(捜査員は)8人で精一杯だったのでしょうかね~」で追及は終わり。この疑問は残ったままだ。

文   モンブラン
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