殺人犯の趣味 ゲームなら「大騒ぎ」のなぜだ

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   茨城県土浦市で通り魔事件を起こした犯人が「ゲームオタ」であり、さらにある人たちにとっては許しがたいことには「殺りくゲーム」を好んでいたらしいことが判明した。

ゲームの主人公になってしまった

   ところで、昨2007年、東京の立川で、知人女性を射殺し自殺した警官がいた。その男は「釣り」が趣味だったらしいが、なんら話題にならなかったし、「釣り」が犯行に与えた影響を口にしたコメンテイターもいなかった。

   ゲームなら話は違う。ゲーム、ホラー映画、ヘヴィメタルなどは「死」を題材にすることが多く、それらは現実の殺人行為といくばくかの関連性があると世間的、メディア的には見なされる。猟奇的殺人犯にふさわしい趣味なのだ。

   これに対して、ゲームなどをことさらに取り上げ、オートマティックに犯行にタグ付けするのは、偏見にもとづく迫害だと抗議する人もある。いつも目にする、ひさしく続く構図ではある。

   今日(3月26日)の番組では、テリー伊藤が犯人がゲームオタだったことを鋭く指摘。「現実世界で(殺りく)ゲームの主人公になってしまった」とコメントすると、司会の加藤浩次は「ゲームが(犯行に)つながったかというと…うーん」と疑問を呈するブレーキ役に。

   殺りくゲームには、もしかして犯人の異常性を高める効能効果があったかもしれない。しかし、「ゲームが犯行につながった」的見方をしようとするとき、犯人がゲームから受けた影響がどれだけあったのか、はたしてそれ(だけ)を正しく測れるのか、と考えだせばキリがなく、そう簡単に答えは出せない。

文   ボンド柳生 | 似顔絵 池田マコト
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