2018年 7月 19日 (木)

小倉と上杉、新聞の論調「おかしい」 ガソリン「値下げ」問題

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   「暫定」法律の期限切れが確定的となり、ガソリンが1リットル当たり約25円下がるハズの状況を巡り買い控えが起きている状況を報告した。映像紹介されたある小規模ガソリンスタンドでは、3月の売り上げが落ち込んだ。さらに法案の「再可決」に伴い、今度は25円上がることを見越し、ゴールデンウイーク前にガソリンの買いだめが起き混乱するのでは、などの懸念を伝えた。

本当にできるんですか

   スタジオで小倉智昭は、困惑するガソリン「小売」と、値下げを歓迎する一般ユーザーたちとの「バランスを取るのは難しいと思う」とした上で、福田首相が打開策として掲げた「2009年度からの道路特定財源の一般財源化」について「本当にできるんですか」と疑問を投げかけた。

   ゲストの政治ジャーナリスト上杉隆は、小泉・安倍政権時代にも「ある程度リーダーシップがある」首相が一般財源化を掲げながら実現できなかったと指摘、「福田首相が1か月でできるとはとてもじゃないが思えない」と話した。

   さらに上杉は、各新聞の社説で首相が(一般財源化を打ち出し)譲歩したのだから、今度は民主党が、と民主党に譲歩を迫る論調について「おかしい」と指摘した。一般財源化方針を今更「譲歩」と呼ぶのに違和感があるようだ。

   小倉はこれを受け、「社説は軒並み民主の番だ、って言ってますが、再可決したら、一般財源化はなくなる訳でしょ」と一般財源化の実現性に疑問を呈した。「再可決したら」と言ったが、ニュアンスとしては「民主党側が譲歩して法案を通したら」という流れで受け止めて良さそうだ。

   上杉は「なくなります」と、法案が通ってしまえば結局一般財源化の話はうやむやになるのでは、という懸念を示した。

   「一般財源化」について、福田首相の会見での明言と、小泉・安倍政権のときの当時の首相発言との「差」をどう理解するかの見解の違いはありそうだ。が一般論として、将来的にあやふやな「譲歩」を示され、見返りに「確実」な「妥協」を求められても釣り合わないような気はしなくもない。年金問題を巡る「公約」もその後、「あれは選挙前だから」などとあっさり「反故」にする発言をしていた某党幹部もいたことが思い起こされてしまった。

文   赤坂和郎 | 似顔絵 池田マコト
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