2018年 7月 23日 (月)

映画「靖国」の政治家特別試写会 「検閲」なんかじゃないですよね

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   7時台の朝刊チェックコーナーが終わりそうに見えたとき、「あえて取り上げませんでしたが…」と司会のみのもんたが触れたのは靖国神社を扱った映画の一件だった。みのが、なぜそう前置きして取り上げたのかは謎である。

あえて取り上げませんでしたが…

   この映画「靖国 YASUKUNI」は公開前に週刊誌などで話題になった。公的な助成金が支払われていることもあり、これを問題視する政治家対象の特別試写会が開催されるなどした後、事実上の上映中止となったのである。

   さまざまな意見が(朝ズバッ!のなかでも)あったが、ここは政治家の「妥協を許さない姿勢」と「迅速な行動」を讃えるべきだろう。

   何兆~何十兆円規模の無駄遣い体質の改善も、政府・与党が約束した不明年金の照合もたいして進んでいないが、映画という表現芸術の一作品に対する助成金(750万だとか)の妥当性はとことん追求し、多忙な身にもかかわらず、公開前に特別試写会を開催させる熱意のほどに頭が下がる。

   ひとつ残念なのは、仮に助成金返還とでもなった場合、上映中止で興行収入がないと、取りはぐれる可能性が出てきたことだ。もちろん、試写会要求が興行主・映画館側の「自粛」の判断に影響を与えるかも、という懸念は「想像もつかない」ことだ。「映画館の過剰反応」(平沢勝栄議員)なので、議員たちにはなんら予見性はなく、責任はないのだ。

   国政の素人からすると、映画公開後に、都合のいい日時に劇場に赴いて「調査」しても構わなかったようにも思える。が、それはそれで都合の悪い話なのだろう。

文   ボンド柳生 | 似顔絵 池田マコト
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