2018年 7月 20日 (金)

柔道「優勝」した井上康生の涙 小倉「泣くの早いかな」

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   オープニングトークのあとに取り上げたのは、フジが放映権を持って大々的に放送していた柔道全日本選抜体重別選手権のもよう。女子48キロ級で谷亮子が決勝で敗れ、男子60キロ級の野村忠宏に至っては準決勝で敗退してしまい、波乱の大会となった。谷は負けても五輪代表に選ばれたが、野村は選出されず、オリンピック4連覇の道を絶たれた。明暗を分けた形である。選考基準がどうなっているのか気にはなった。

久しぶりに見た

   ゲストに呼ばれた女子57キロ級シドニー五輪銅メダルの日下部基栄によると、1、2年前からの実績ときのう(体重別選手権)の成績で最終的に決まるのだそうだ。男子60キロ級代表候補の平岡拓晃は、野村が休んでいる間、フランス国際や嘉納杯で優勝し、しっかり実績を積んでいたという。

   女子は、6階級のうち5つで優勝者以外が代表もしくは候補になる厳しさだった。

   「柔道はオリンピックで金メダルを期待されますから、国際大会、大舞台に強い選手が優先されます。私もやはりこのメンバーだと思います、選手たちは納得しているでしょう」(日下部)。とはいっても、「勝ち方、運もある」(同)ようで、野村は不運だったかもしれない。

   この大会で生き残ったのが男子100キロ超級の井上康生。ここしばらく畳にへたり込む彼の姿しかイメージにないが、ようやく決勝で鮮やかな内股の一本勝ちを見せてくれた。小倉智昭も「康生のあの投げは久しぶりに見た」と言う。

   優勝後のインタビューで、「最後まであきらめずに努力した結果、こういう形になってうれしい」と涙にくれていた。が、「泣くの早いかな」(小倉)というように、まだ代表に決まるどころではなく、月末に控える全日本選手権で優勝しても、選出されるかどうか分からない。現状は「やっと光が見えたくらい」(日下部)。観客席で声援を送っていた新妻、東原亜希夫人と手を携えて北京へ行くことができるかどうか。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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