凄腕プロデューサー自殺 密葬から見えた「複雑な理由」

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   音楽プロデューサー、中村一好の急死が伝えられた。表向き心不全と報じられているが、「自殺といわれております」(小倉智昭)とのこと。

歌い続けてもらいたいものです

   中村は歌手、都はるみを公私ともに支えた存在であった。武藤まき子リポーターによると、はるみは彼のことを、「パートナーで戦友で同志」と言っていたそうだ。ふたりとも今年、還暦を迎えていた。

   石川さゆりの「天城越え」や美空ひばりの「おまえに惚れた」、ちあきなおみの「矢切の渡し」など、数々の名曲を生み出した敏腕プロデューサーとして知られる中村氏は、1980年、はるみ担当になる。やがて、はるみの歌う「大阪しぐれ」が大ヒットした後、83年ころ半同棲生活を始めたとされる。中村には妻子があり、以来28年、不倫関係、事実婚状態を続けてきたことになる。

   最も頼りにしていたパートナーである所属事務所代表の突然の死に、はるみは大きなショックを受け、「ことばがない。何を言っていいかわからない」と武藤には話したという。かつてほどの勢いはないにしても、はるみの仕事は順調で年内のスケジュールは埋まっていたらしい。自殺とすれば、その理由は見えにくい。

   前田忠明も、「遺書はまだ見つかっていないし、(自殺と断定するのは)まだちょっと早い。経営のこと、離婚問題など、もろもろのことが肩にのしかかっていたのは事実」と語るばかり。中村の密葬は故郷の山口ですでに行われ、はるみはそれに立ち会っていないといわれる。事情は複雑なのかもしれない。「ひとりになったときモロいところがある」(武藤)というはるみの今後が気にかかる。

   デビュー当時から彼女の歌が好きだという小倉は、「何を支えに仕事を乗りきって行くのでしょうか。いい歌をこのあとも歌い続けてもらいたいものです」としめくくった。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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