2018年 7月 20日 (金)

福田首相「失笑」レベルのぼやきとは

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   3か月ぶりに行われた党首討論を、「実におもしろかった」と小倉智昭が評した。二人の、特に福田首相の本音が見えたからである。民主党の抵抗で、国会運営がままならないのが腹にすえかねる様子で、まくし立てた。ことに、日銀人事が4回、不同意で阻まれたことには我慢できなかったのか、「権力の乱用、人事権の乱用」とまで言った。

泥舟に乗っちゃった感じがする

   参院で多数を持つ民主党が無茶をしている、というわけである。小沢代表は切り返さなかったが、それでは、衆院での再議決や、繰り返された強行採決はどう取り繕うつもりだろうか。

   また、テロ特措法、給油法、暫定税率などの対決法案に、民主党が対案をなかなか出さず、修正論議に入れないことをこぼして、「結論が遅い」と批判し、「だれと話をすれば信用できるのか教えていただきたい」と嘆いたり、「苦労しているんですよ、かわいそうなくらい」とぼやきを入れたりした。

   小倉からコメントを求められた岩上安身は、「情けないの一言。ボヤキを延々と言っていいのか。かわいそうなくらい苦労していますなんて、失笑もの。公の場で一国の総理が、『ものすごくみじめ、かわそうなんだよ』と言うなんて、欧米では考えられない」と切り捨てる。

   「官房長官時代の福田さんを見ていて、もうちょっとやれると思った。いい意味タヌキみたいで自分の気持ちを見せない、切りかえ出来る人だと思ったけど、一連の発言やきのうの党首討論を見ると、自分から泥舟に乗っちゃった感じがする」(小倉)

   歴代の総理大臣を思い浮かべると、感情をむき出しにするころはそろそろオシマイだったように記憶するが…。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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