長野の「聖火」は日本人の人権意識を問うか(今週のワイドショー通信簿<下>)

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   チベット問題への批判から、北京五輪の聖火リレーが各地で妨害騒ぎに見舞われている。ロンドンやパリでの混乱が報道され、2008年4月末に聖火リレーが予定されている長野市でも、ルート変更の検討を含めた影響が出始めている。

   通信簿記事は「聖火吹き消すチベットの風 長野に吹くか」(とくダネ、4月8日)や「日本政府『沈黙』にスタジオ陣不満~」(スーパーモーニング、4月10日)などが取り上げた。

   「長野の聖火を『中国特殊部隊』が守る?」(スーパーモーニング、4月9日)では、コメンテーターたちの異なる見解を伝えた。マラソンの五輪銅メダリスト有森裕子は、ダライ・ラマ14世が混乱回避を呼びかけていることに触れ「(聖火妨害の)抗議行動はチベットの人たちのためになるのか疑問」と否定的な見方を述べた。一方、作家の落合恵子は、チベットの人権問題を指摘し「聖火だけがすべてではない。『暴動』という言葉で区切っちゃうのはチョッと…」と、抗議行動へ一定の理解を示した。

   また長野の聖火リレーについては、「嶌信彦『日本は人権意識薄いと見られるかも』~」(朝ズバ、4月10日)がジャーナリストの嶌信彦の発言を伝えた。嶌は、もし長野で「なにもなければ」人権問題を重視する欧米から日本人の人権意識が問われかねない、とする懸念もあることを伝えた。

テレビウォッチ編集部

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