ガタガタの年金から保険料天引きはガッチリ

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   お年寄りに不安と混乱を抱かせながらスタートした後期高齢者医療制度は、今日(4月15日)、年金からの保険料天引きが始まった。800万人が対象だそうだ。制度そのものの分かりにくさ、天引きに対する不満で、怒っている年配者が多いのではないだろうか。

真剣に考えないとダメ

   野党陣営は昨日、「おばあちゃんの原宿」東京・巣鴨で演説会を開き、「医療差別」、「姥捨て山よりひどい」と、この制度をこっぴどく批判した。そこへ出かけた「とくダネ!」の岸本哲也リポーターが75才以上の男女100人に緊急アンケートしたところ、36人がこの制度を理解していると答えたと報告。小倉智昭が、「でも、36人の人が知っていた?」と尋ねると、岸本は、「天引きされるのは知っていた、ほかは知りません、ということ」と返事した。理解というにはほど遠い現実だ。

   福田首相は、「もう少し早く、段取り良く、十分な説明をすべきだった。まずかったなと反省している」と周知不足を認めたが、いまさらの感じがする。目白大学の宮武剛教授が、「新しい保険証を2、3か月早く配布すべきだった。ギリギリに配布したのは間違い」というとおり、せめてそれくらいの配慮が欲しい。ネーミングも、プロセスも気遣いに欠けるのである。「解決していない年金から天引きするな」と憤る人がいるのも当然だ。

   宮武「負担のもとになる年金制度がしっかりしてもらわないと困る」

   小倉「選挙目当てで小手先の議論になりがちだけど、税制、年金、保険、医療といろいろリンクしているから根本的に真剣に考えないとダメ」

 

   先日の党首討論で首相は、「野党は結論が遅い」と声を荒げていたが、与党は結論は早いが、準備は遅いといわれても仕方ないのでは。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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