「似顔絵」似てなかった容疑者逮捕の不思議

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   福岡で78歳の女性を刺し殺した野地卓容疑者(22)がきのう(4月17日)強盗殺人などの容疑で送検された。カメラに顔を隠すでもなく、目をギョロリとむく。事件のあと公開された似顔絵とは全然違う顔だ。なぜ?

   似顔絵は2枚あった。殺害現場での目撃証言からが1枚、その前に別の女性を襲った事件での1枚。2枚はどちらもよく似ていた。特に特徴的だったのが、細い目だった。2枚があまりにも似ていたために、2つの事件は同一犯と見られ、また遠からず通報があるものと期待された。

   が、逮捕された野地容疑者の目は細くなかった。実際、彼は現場に残された指紋から割り出されていた。

   野地容疑者と中学で同窓だった何人かの証言だと、彼はおとなしい生徒だったが、中学3年で突然変わったという。髪型や服装、態度が変わって、先生に注意されるときれて教室を飛び出すなどしていた。そして、そのきれた時の目が、似顔絵の目なのだという。

   警察は、最初の事件で作った似顔絵を公開しなかった。2度目の事件で、2枚があまりに似ていたために、「最初に公開していれば防げたのでは?」という声も出た。

   ある警察関係者は、「似顔絵が確かなものかどうか、がある。またあまりに似ていると、犯人が逃げてしまう」といった。まあこれはあくまで警察の視点なのだが、この事件に関する限り、公開しても効果はなかったかもしれない。中学の同級生も「似顔絵では多分わからないと思う」というのだから。

   さあ、ここで、テリー伊藤やさかもと未明の「似顔絵論議」が聞けるかな、と思ったとたんに、「新宿から雨の状況の中継です」。レポーターの阿部祐二には申し訳ないが、結果的には、これがどうでもいい内容。結局そのままCMに入って、コメントもなしで話が終わってしまった。

   まったく、自分の作っている番組のポイントがわかっていないプロデューサーって、何なの?といいたくなる。

文   ヤンヤン
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