2024年 4月 18日 (木)

日本人が中国支持派に取り囲まれた 聖火リレーやめたら?

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   マレーシアで聖火リレーがあり、日本人3人が中国支持者らに取り囲まれもみ合いになった。日本人たちはチベット旗を掲げていた。けがはないという。

影響が大きくなる

   日本人のうち1人の「大きな暴力はなかった」という証言映像を流した後、長野の聖火リレーの話へ移った。昨日(4月21日)、出発地点は当初の善光寺から公共施設跡に変わることが決まった。

   また、長野の実行委員会の会見の様子も伝えた。青服を着た中国の「聖火防衛隊」については、「某国」から派遣するとの連絡を受けてないので拒否しようがない、というような言い回しで、あくまで聖火の警備は日本側がするとの考えを示した。

   番組によると、会見では中国のことを「某国」としか表現せず、「中国」という言葉が一言も発せられなかったと指摘した。番組がその理由を取材しようとしたが、関係者がつかまらなかったそうだ。会見会場では、質問が出なかったのだろうか。

   さらに、「聖火防衛隊」は長野のリレーには参加しないが、中国側の「恐らく青服になるだろう」という「聖火アテンダント」が2人、聖火ランナーの両脇を走ると報告した。聖火リレーに妨害が入った際、この2人の「アテンダント」には「聖火防衛」の権限はない。このため、「アテンダント」2人が「聖火防衛」活動をしようとする場合に備え、アテンダントを取り押さえるための日本警察関係者が2人配置されている、との説明もあった。

   要するに、聖火を奪おうと乱入した人物がいた場合、これを取り押さえようとする「アテンダント」2人を日本警察が取り押さえるという光景が現出するかもしれない、という訳だ。何だか不思議な感じがする。

   ジャーナリスト上杉隆は「あえて暴論を言えば」と断った上で、聖火リレーを「やめてもいいのでは」「競技に集中すればいい」と問題を提起した。小倉智昭も聖火リレーを巡る混乱が続くと「競技への影響が大きくなる」と心配した。笠井信輔は「何事もないことを祈りたい」とまとめた。

   笠井の発言については、「何事も」を「けが人が出るようなことは」と解釈する限り賛成だ。しかし、文字通り何の騒ぎもなく、粛々と歓迎ムードだけのリレーが展開されるとなるとかえって気味が悪い気もする。不謹慎な発言と言われるだろうか。

文   赤坂和郎| 似顔絵 池田マコト
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