10億円着服なんてチョロイもの 防ぐ気ゼロの「お役所仕事」

印刷

   小倉智昭が「相当、ハラの立つニュース」と口にした。茨城県国民健康保険団体連合会の職員が保険料10億円を着服、競艇につぎ込んでいた事件である。


   甲子園出場経験もある高校球児だった容疑者の男(34)は、「まじめで、地味だった」(上司)。が、競艇の場外発売場で見せる顔はまったく異なっていた。「1レースに使う金がハンパでない。50万、100万と買っていた」(常連客)そうで、「おぼっちゃまくん」なるニックネームで呼ばれる有名人だった。平日はスーツ姿で、休日は妻子を連れて行っていたらしい。

   こんな事件が起こる度に思うのは、なぜ周囲の人間は気づかなかったのかということ。「(団体の)通帳や台帳が20いくつかあって毎日、チェックするのがむずかしい。時間がかかる」(上司)。通帳は実印と一緒に金庫に保管されていたが、記帳を任されていた容疑者は簡単に持ち出しできた。監査も内部だけで行われていたという。発覚したのも、人事異動の辞令を受けた容疑者が自己申告したからだ。

   穴があいた分は加入者の保険料から補填されることになる。

小倉「どうします、茨城のみなさん」
岩上安身「チェックできないのは当たり前というような上司の言い方だ。改善しようとする気概も、責任に対する自覚もないのか、と問いたい」

   小倉の「茨城だけじゃないかもしれないね」との発言は当たっているだろう。過去、青森県の公社では、アニータという女性に10億以上の金を貢いだ職員もいた。こういう団体のずさんな管理体制がまたも露呈したといえよう。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

お知らせ

注目情報PR
追悼
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中